blog

【屋根の積雪にも効果を発揮】遮熱工事が豪雪地帯の工場・倉庫にもたらすメリット

  • お役立ちコラム

1. はじめに — 夏の暑さだけじゃない、屋根の融雪にも力を発揮する遮熱工事

「遮熱工事」と聞くと、多くの方は“夏の暑さ対策”を思い浮かべます。
しかし、実は遮熱工事は冬の豪雪地帯でも大きな効果を発揮します。

当社はこれまで、温熱環境の改善や省エネ効果について多くのご相談をいただいてきましたが、その中でも特に問い合わせが多かったのが屋根の融雪効果に関するものです。
そして最近では、豪雪地帯のオーナー様からこんな声をいただくことも増えてきました。

「豪雪地帯で屋根遮熱工事をやった場合、遮熱シートが雪で傷まないのか?」

2. 雪で遮熱シートは傷むのか?

結論から言うと、心配は不要です。
当社で採用している遮熱シートは、雪の荷重や融雪・凍結の繰り返しにも耐えられる仕様です。
むしろ豪雪地帯こそ遮熱工事の恩恵が大きく、屋根面の雪が効率的に溶けることで屋根材や構造への負担が減り、長寿命化につながります

つまり「雪で傷むどころか、むしろ建物を守る」役割を果たします。

3. 写真でわかる!遮熱施工済み屋根と未施工屋根の雪の違い

事例①:花巻市の工場屋根

遮熱施工済みの屋根(右奥)は雪が薄く、未施工の屋根(左手前)は雪がしっかり残っています。
室内暖房の熱が効率よく屋根面に伝わり、自然融雪が進んでいる証拠です。

事例②:一関市の工場屋根

施工済み部分(右)は雪がほとんど残っていません。
未施工部分(左)は融け残りが帯状に残っており、その差は歴然です。

4. 豪雪地帯でのメリット

① 安全性向上

  • 雪庇や落雪のリスク軽減
  • 大雪による屋根荷重の軽減

② ランニングコスト削減

  • 雪下ろし作業の頻度削減
  • 融雪装置や暖房の燃料費節約

③ 建物寿命の延長

  • 積雪による腐食の進行抑制
  • 雨漏りリスク低減

5. 夏と冬、両シーズンに効く“ダブル効果”

夏は屋根からの輻射熱を反射し、工場内温度の上昇を防止。
冬は室内暖房の熱を効率よく活用して雪を溶かす。

冷房効率UP+暖房効率UPのダブル効果で、年間を通して省エネ・安全性を両立します。

6. まとめ — 豪雪地帯こそ遮熱工事を

  • 夏も冬も使える
  • 安全性・省エネ・寿命延長を同時に実現
  • 雪で傷む心配は不要

当社はこれまでも「豪雪地帯こそ遮熱工事をすべき」と訴え続けてきました。
写真がその証拠です。
もし豪雪地帯で工場・倉庫をお持ちなら、今こそ検討のタイミングです。

対応エリア

東北エリア全般で
対応いたします!

岩手県、青森県、秋田県、宮城県、山形県、福島県、新潟県も
対応しております。

CONTACT

お気軽にご相談ください

お急ぎの方はお電話ください!

TEL: 0120-195-110 受付時間:8:30~17:30