アルミシートで冬の寒さ対策|「断熱」と「遮熱」を間違えなければ、家はもっと暖かくなる 岩手 倉庫 寒さ対策
- お役立ちコラム

「暖房をつけているのに足元が冷える」
「窓際がヒヤッとして、部屋の端は使いにくい」
「光熱費は上がってるのに、快適さは上がらない」
冬のご相談で多いのがこの3つです。実はこの悩み、暖房器具を替える前に**“熱の逃げ方”を整える**だけで体感が変わるケースが少なくありません。
そこで注目されているのが、アルミシートを使った寒さ対策です。
ただし、ここで大事なのは――
アルミシートには「断熱」と「遮熱」があり、用途が違うということ。
選び方を間違えると「やったのに効かない…」となりがちです。
まず知っておきたい:熱は3種類ある
住まいの温度に関わる熱は、大きく次の3つです。
•伝導熱:床や壁など“触れて”伝わる熱(冷たい床、冷えた壁)
•対流熱:空気の流れで伝わる熱(隙間風、室内の冷気の循環)
•輻射熱:赤外線で伝わる熱(ストーブ、床暖房、人体からの熱)
一般的な断熱材が得意なのは、主に伝導熱・対流熱を遅らせること。
一方で、冬の快適性に大きく影響する輻射熱は、実は“反射”させないと止めにくい熱です。
アルミシートは2種類。「断熱」と「遮熱」を使い分けよう
アルミシートには大きく2タイプがあります。
1)断熱アルミシート
空気層や発泡材などの力で、熱の移動をゆっくりにするタイプ。
床の冷え、窓からの冷気対策などで活躍します。
2)遮熱アルミシート(遮熱シート)
アルミ面で輻射熱を反射させるタイプ。
冬は「室内で生まれた熱(輻射熱)が外へ逃げる」のを抑え、暖房効率の改善が狙えます。
※同じ“アルミっぽいシート”でも、蒸着フィルム系は反射性能に差が出ることがあります。寒さ対策は、目的に合った製品選定が重要です。
自分でもできる|アルミシートを使った寒さ対策(DIY編)
「まずはお金をかけずに、試してみたい」方向けに、取り入れやすい順でまとめます。
窓に“断熱アルミシート”
窓は熱が逃げやすいポイント。室内側に施工すると、冷気の影響を受けにくくなります。
※網入り・複層ガラスなどは、商品注意書きを必ず確認してください。
窓に“遮熱シート”
ストーブや床暖房の輻射熱を室内側に戻したい場合に。
賃貸なら、剥がしやすいタイプが安心です。
床に“断熱アルミシート”
フローリングの底冷え対策に強い。カーペット下に敷くと体感が早いです。
滑り止めや固定は安全のために必須。
布団の下に敷く
寝床の熱を床に奪われにくくし、朝方の冷え込み対策に効果的。
アルミ面の向きは、商品仕様に合わせて使い分けます。
家全体を暖かくしたいなら|遮熱シート施工(業者編)
「部分対策はしたけど、家全体が寒い」
「暖房を上げても追いつかない」
そんな場合は、屋根裏・壁・床下など“建物側”に手を入れると変化が大きいです。
屋根裏(小屋裏)への遮熱シート施工
冬は室内の輻射熱が上に逃げやすい。屋根裏に遮熱層をつくることで、室温低下を抑え、暖房の効きが安定しやすくなります。換気計画や納まりが重要なので、施工品質が結果を左右します。
壁(内壁)への遮熱施工
壁から逃げる輻射熱を抑え、外気の影響を受けにくくします。断熱材と組み合わせると、冬も夏も“効き”が出やすい構成になります。
床(床下)への遮熱施工
床下からの冷え+室内の輻射熱ロスの両面にアプローチ。断熱材との併用でバランスが取りやすく、足元の不快感が改善しやすいポイントです。
まとめ|「断熱」だけで足りない寒さに、“遮熱”が効く
アルミシートの寒さ対策は、正しく使えばとても合理的です。
•床や窓の冷え → 断熱アルミシートで伝導熱・対流熱を抑える
•暖房の効きが悪い/家全体が寒い → 遮熱シートで輻射熱の逃げを抑える
•ベストは併用 → 断熱+遮熱で“3種類の熱”にまとめて対策
北日本外装では、遮熱材「サーモバリア」をはじめ、建物の状態と暮らし方を確認したうえで、過不足ない施工プランをご提案しています。
