遮熱塗料って、どうなの?
- スタッフブログ
こんにちは。staff千田です。
春以降に塗装を検討中の方、塗装計画は順調でしょうか?
その中で必ずやらなければいけないことの一つに塗料選びがあります。
一般的には業者が現地調査をして、プランニング。
お勧め塗料で、「どうでしょうか?」となると思います。
弊社として過去に遡っても
「〇〇の塗料で塗ってほしいです!」ということは、ほとんどありません。
ということで、塗料は業者のおすすめで決まることが多いんですね。
もしかしたら複数パターンから「どちらが良いでしょうか?」という提案があれば
そこから”選ぶ”ということになりますが、1パターンだったとしたらそれはできません。
複数の業者から見積もりを取れば、そこから比較・選択となりますが。
さて、話が若干逸れましたが、何を言いたいかというと、
”業者の言いなりにならないようにしましょう”ということです。
業者は当然利益をあげたいものですので、利益が高いものを売った方がいいわけです。
しかし、業者が売りたいものと、お客様が買いたいもの、
今回のケースですと、塗料に求めるものって、結構ズレていたりするんです。
業者は「これおすすめですよー」と勧めますが、よくわからずに塗装をして、
振り返ってみたら「ここまでの性能っていらなかったかも」、「もっとコストダウンできていたかも」
ということもあり得ます。
大金をかけて行う塗装工事ですから、ある程度の知識はつけてお願いするようにしましょう。
ようやく本題ですが、近年話題が上がりやすい”遮熱塗料”というものがあります。
文字を見ると、熱を遮る塗料と見えますね。なんだか、涼しくなりそうな気がしますよね?
そうです。この塗料は夏に強いんです!
夏と言えば、毎年最高気温更新や、熱中症対策といったことが取り上げられますよね。
温暖化で何十年後かには平均気温が…と。
世間のイメージは
夏は暑くなっていく
↓
せっかく塗装するなら暑さ対策ができるものがよさそう
↓
遮熱塗料って、なんだか良さそう!
こんな感じでしょうか。
カタログを見てみると、80℃近い屋根が遮熱塗料を塗装すると40℃ほどになっています。

こんな感じです。
なかなかインパクトありますよね。そして、涼しくなりそうですよね。
確かに、塗った方が効果があるのはそうでしょうが、良いことばかりでもありません。
デメリットとしてまずあげたいのが、価格。
当然ですが、汎用塗料と比較すると単価は上がります。
遮熱塗料がどんなものなのか理解しないで、高い金銭を支払うのはNGと思います。
(もちろん、理解したうえで、そこに投資する価値はありますよ(^^))
デメリットの2つ目が、冬に対してはイマイチということ。
どういうことかというと、
冬も太陽の熱は屋内に侵入していますが、遮熱塗料を塗ることにより、この熱も反射します。
体感できるほどのものではありませんが、理屈上は室内温度は上がりにくくなり、寒くなります。
ただ、これはほぼ誤差ですので、気にするほどではないかもしれません。
それよりも、積雪に対する影響が大きいです。
当地のように冬になると屋根に雪が積もるような地域では、
遮熱塗料の塗装によって屋根が熱を持たなくなり、雪が解けにくくなります。
(断熱がしっかりされているお宅も、溶けにくいですよね。)
建物に負担もかかりますし、これは明らかにデメリットですね。
…と、遮熱塗料を一方的に否定しているような記事となりましたが、
悪者扱いするつもりはありません。
昨年から今年にかけては、どこも雪が過去にないほど多く大変です。
しかし、例年はというと冬の雪は少なく、夏は猛暑が続いていました。
デメリットをメリットが上回るのであれば、遮熱塗料を使用し、
少しでも付加価値をつけられる塗装とすることで、
より快適な暮らしを送ることができるでしょう(^^♪
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