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「26℃なのに暑い…」その原因は、頭の上の“巨大なフライパン”でした。

  • お役立ちコラム
「26℃なのに暑い…」その原因は、頭の上の“巨大なフライパン”でした。

~エアコンが効かない本当の理由と、遮熱という新しい選択~

 

「エアコンは26℃なのに、なぜこんなに暑い?」

そんな経験はありませんか?

「エアコンの能力が足りないのかな?」
「古くなったから買い替え時かな?」

そう考える方は少なくありません。

しかし、実は原因はエアコンではなく、あなたの頭の上にある屋根かもしれません。

真夏の日差しを浴びた屋根は、場所や屋根材によっては70〜80℃にも達します。

想像してみてください。

頭の上に巨大なフライパンが一日中置かれている。

それに近い状況が、夏の建物では毎日起こっているのです。

私たち北日本外装は、東北で15年以上にわたり遮熱工事に携わり、施工実績は約70,000㎡。工場・倉庫・店舗・事務所など、数多くの建物の暑さ対策をお手伝いしてきました。

その経験から言えることがあります。

建物の暑さは、エアコンだけでは解決できません。


屋根は、建物最大の「熱の入口」

夏の強い日差しは、想像以上のエネルギーを屋根へ降り注いでいます。

黒い車が夏に熱くなるように、建物の屋根も強烈な熱を受け続けています。

金属屋根や濃い色のスレート屋根では、表面温度が70〜80℃に達することも珍しくありません。

屋根で受けた熱は、屋根裏や建物の構造へ伝わり、天井を暖め続けます。

つまり、建物そのものが熱を蓄え続けている状態になるのです。


「室温」と「体感温度」は同じではありません

温度計は26℃。

でも暑い。

これは気のせいではありません。

私たち人間は、空気の温度だけで快適さを感じているわけではないからです。

例えば冬。

ストーブの前へ立つと、部屋全体が暖まっていなくても体は暖かく感じます。

これは**輻射熱(ふくしゃねつ)**の働きです。

夏はその逆。

熱くなった屋根や天井が、目には見えない熱エネルギーを放射し続けています。

そのため、

「頭の上から焼かれるように暑い。」

という感覚になるのです。

つまり、本当に暑さを左右しているのは、空気ではなく建物の表面温度なのです。


エアコンが頑張っても暑い理由

エアコンは空気を冷やす機械です。

しかし、屋根や天井が高温のままだと、建物は室内へ熱を送り続けます。

すると、

・設定温度を下げる

・風量を強くする

・運転時間が長くなる

・電気代が上がる

という悪循環になります。

つまり、

「熱が入り続ける建物を、一生懸命冷やしている」

状態なのです。


断熱と遮熱は、役割が違います

「断熱材が入っているから安心。」

そう思われる方も多いでしょう。

もちろん断熱は非常に重要です。

しかし、

断熱と遮熱は目的が違います。

断熱は、熱が伝わるスピードを遅くする技術。

一方で遮熱は、

太陽から入ってくる熱エネルギーそのものを減らす技術です。

例えるなら、

断熱は厚手のダウンジャケット。

遮熱は真夏の日傘。

日傘を差せば、そもそも受ける熱が少なくなります。

建物もまったく同じ考え方です。


私たちが実際に見てきた「温度の違い」

北日本外装では、施工前後をサーモグラフィーで測定することがあります。

先日、新築した遮熱倉庫へお客様をご案内しました。

比較したのは、

一般的なプレハブ倉庫と、遮熱施工を施した倉庫です。

その結果、

一般的な倉庫では天井付近が約50℃

一方、遮熱倉庫では約20℃前後

建物へ入った瞬間、

「全然違う!」

と、お客様から驚きの声が上がりました。

数字だけでなく、人がはっきりと体感できる差が生まれるのです。


大学との実証実験でも効果が確認されています

遮熱は感覚だけの話ではありません。

静岡大学との実証試験では、

・室温が最大約9℃低下

・屋根裏の暖気層が約4℃低下

・電力使用量が最大約27%削減

という結果が報告されています。

もちろん建物の構造や使用状況によって効果は異なります。

しかし、

「建物へ入る熱を減らすことで、室内環境や空調負荷が改善する」

という考え方は、多くの実測データによって裏付けられています。


工場や倉庫こそ、遮熱の効果を実感しやすい

近年の猛暑は、企業経営にも大きな影響を与えています。

暑さは単なる不快感ではありません。

  • 作業効率の低下
  • 熱中症リスクの増加
  • 製品品質への影響
  • エアコンの電気代増加
  • 従業員満足度の低下

こうした課題に直結します。

だからこそ最近では、

「働く人のための設備投資」

として遮熱を採用される企業が増えています。


私たちが売っているのは「遮熱材」ではありません

北日本外装は、遮熱材を販売する会社ではありません。

私たちの仕事は、

建物を診断し、

熱の流れを見える化し、

その建物に最適な改善方法をご提案することです。

だから、

「遮熱だけで十分なのか。」

「換気改善も必要なのか。」

「断熱との組み合わせが効果的なのか。」

そこまで含めて考えます。

また、私たちは雨漏り110番岩手店として、年間を通じて数多くの屋根を調査・診断しています。

屋根の構造や劣化状況、防水性能を熟知しているからこそ、単に遮熱材を施工するのではなく、雨漏り予防対策の含む建物全体を見据えたご提案ができることも私たちの強みです。


暑さ対策は、「冷やす」から「熱を入れない」時代へ

エアコンの性能は年々向上しています。

それでも夏が暑く感じるのは、

建物へ入り込む熱そのものが増えているからかもしれません。

これからの暑さ対策で大切なのは、

暑くなってから冷やすことではなく、最初から熱を入れないこと。

それが遮熱という考え方です。

もし、

  • エアコンが効かない
  • 夏場の電気代が高い
  • 工場や倉庫が暑すぎる
  • 従業員の熱中症対策を進めたい

そんなお悩みがありましたら、ぜひ一度ご相談ください。

北日本外装では、サーモグラフィーを活用した熱環境調査をはじめ、建物ごとの状況に合わせた遮熱診断・ご提案を行っています。

暑さの原因は、エアコンではなく、頭の上の「巨大なフライパン」かもしれません

北日本外装株式会社
代表取締役 菊池裕悟

 

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